①フェイシーリキッドセラムプラスの使用感

では早速使用感を検証していきます。

サラサラとしたみずみずしいテクスチャ―

テクスチャ―はサラサラしており、みずみずしさを感じます。とろみのあるテクスチャ―が苦手な方には1度試してもらいたい手触り感です。

薬品商品に近い香りがしましたが、ほぼ無臭と言っても良いくらいのもので気になるようなことはありませんでした。香りのことなので個人差はありますが、気にする人はほとんどいないのかなと思います。

テクスチャ―の軟度をわかりやすくお伝えするため、手首に液を2滴ほど垂らしてみました。

約2～3秒で画像の矢印（上）から矢印（下）まで到達。テクスチャ―はサラサラしているのですが、使用する際に液だれすることはなかったので普段使いする分には特に支障を感じることはないでしょう。

しっかり1滴ずつ出せるスポイトなので扱いやすい

フェイシーリキッドセラムプラスのスポイトは、しっかり1滴ずつ出せるので、扱いやすく、液を必要以上に出し過ぎてしまうこともありませんでした。一般的なスポイトをイメージしてもらえば良いかと思います。

商品によってはスポイトについていた液がボトルの口部分に溜まり液だれすることがあるのですが、フェイシーリキッドセラムプラスはキャップ部分に工夫がされているのか、液だれは全く起こらずストレスを感じずに使用できました。これは評価ポイントです。

塗布後しっとりするがサラッとしたテクスチャ―なので、その後に使用するスキンケアの邪魔をしない

テクスチャーは良い意味で主張が強すぎないので、後に使う化粧水の邪魔をしません。とろみが強すぎたりすると導入美容液自体が目立ちすぎてしまい、化粧水が馴染みにくいことがあるのですが全く問題はありませんでした。

これは自分でもびっくりしたのですが、今まで化粧水を使うとしっとり保湿を感じていました。ですがフェイシーリキッドセラムプラス使用後に化粧水を塗ると普段よりしっとり感が少なくサラッとした手触りがしました。

使ってみて気付いたことですが、今まで保湿と思っていたのはただ単に化粧水が浸透せずに浮いておりベタつきが残っていただけの可能性があります。あきらかにフェイシーリキッドセラムプラスを使用してからの方が普段より化粧水が肌に馴染んでいます。

導入美容液1つでここまで違いを感じるとは思いませんでした。口コミでは化粧ノリが良くなったと評価されていましたが、実際に使ってみて意味がわかりました。

②フェイシーリキッドセラムプラスの効果

保湿を体感することはできましたが、実際に効果はあるのか検証しました。

左右に分けて水分量と油分量の変化を検証

今回フェイシーリキッドセラムプラス導入後の水分量と油分量の変化を検証するため片側は化粧水を肌に直塗りし、もう片側はフェイシーリキッドセラムプラス使用後に化粧水を塗布しました。

※画像は手ですが顔にも使用し検証しています。

油分を抑え水分量を維持。浸透力を実感

専用の機器を使い、化粧水を塗布してから4時間後の肌状態を計測しました。頬の辺りなど普段から保湿できている（保湿できたと思っている）箇所の水分量と油分量はフェイシーリキッドセラムプラスを使用した側の肌状態と大きくは変わりませんでした。

ですが乾燥を感じやすい目元周辺は、化粧水を直塗りした肌に比べ、フェイシーリキッドセラムプラスを使用した肌の方が水分量が10%以上も多く油分も抑えることができていました。

化粧水を塗った直後と比べても数%しか水分量が低下しておらず潤いを一定時間維持できています。乾燥肌や化粧水の浸透が悪く感じている方には間違いなくおすすめできます。

③フェイシーリキッドセラムプラス使用後の肌トラブル

異常も感じず快適に使用できた

塗布後に肌がかゆくなったり赤くなるなどのトラブルは起こりませんでした。みずみずしいクセのないテクスチャーはサラサラとした使い心地で刺激を感じることはありませんでした。

口コミでも肌トラブルをに関しての意見は確認できませんでしたが、他のスキンケア商品との相性は気になるところですよね。事前に手や腕などでパッチテストを行ってから使用するのがおすすめです。

④フェイシーリキッドセラムの成分

他の導入美容液と違い単体でも商品が作れる人気成分を1本に凝縮したという本製品。その成分を細かくチェックしていきます。

赤ちゃんの肌に多く含まれるⅢ型コラーゲンをサポートする卵殻膜エキス配合

肌の約70%は「Ⅰ型」と「Ⅲ型」というコラーゲンで構成されています。なかでも「Ⅲ型」のコラーゲンは柔らかく、肌にハリや弾力・潤いを与えるのに重要な役割を担っています。

このⅢ型コラーゲンは赤ちゃんの肌に多く含まれ25歳を機に減少してしまいます。年齢とともにⅢ型コラーゲンが減少することで、Ⅰ型コラーゲンまで劣化してしまうんですね。

フェイシーリキッドセラムプラスには「卵殻膜エキス」という成分が配合されているのですが、卵殻膜は18種類のアミノ酸・ヒアルロン酸・コラーゲンなど含んでおり、Ⅲ型コラーゲンをサポートする作用が研究で確認されています。

つまり、ハリ・弾力・潤いを保つために重要なコラーゲンを卵殻膜エキスがサポートしてくれるということです。素晴らしい成分ではありますが、卵殻膜エキスは肌に浸透しづらいという弱点があります。

フェイシーリキッドセラムプラスはこの弱点を補うために独自の成分を配合しています。

肌の奥へ届ける2つのヒト由来成分「EGF」と「STeM水」配合

EGFは元々人が持ち合わせているタンパク質で、肌を整える役割を担っています。肌の表面にはEGFを受け取るための受容体が備わっており、EGFを受け取ることで、肌にハリ・ツヤを与えるなど健やかな状態に導いてくれます。

さらにフェイシーリキッドセラムプラスは美容液内の成分で80%を占めるという水に着目。ヒト脂肪細胞順化培養エキスから作られた「STeM水」という成分を採用しています。

このSTeM水は、水と比較すると広がりや肌への馴染みが良いんですね。フェイシーリキッドセラムプラスは化粧品の基礎成分である水を精製水から→STeM水に変えることで角質層まで浸透。お肌をしっとりと保つサポートをしてくれるというわけです。

うるおいを閉じ込める高保湿成分「プロテオグリカン」配合

肌の保湿や弾力、ターンオーバーのペースを整えるなどEGFに似た作用のあるプロテオグリカンを配合。

プロテオグリカンは老化の要因の一つでもある活性酸素の発生を抑える抗酸化作用があります。つまり若々しい肌を保つサポートをしてくれるということです。

⑤フェイシーリキッドセラムプラスの使用期限＆保管方法

次に使用期限と保管方法を確かめることに。

開封後3ヶ月以内に使用＆直射日光を避けて保管

個人差はありますが、毎日のケアに使用すれば約1ヶ月前後で使いきれる量です。使用期限は未開封で常温保存の場合3年・開封後は約3ヶ月で温度差がない場所での保管が必要です。

この辺りは一般的なスキンケア商品と同じなので特に問題はありませんね！冷蔵庫での保管は温度差から品質が低下することがあるので注意してください。